山室菅原神社の水盤

 今も手水鉢として現役で使用されているもの。享保11年(1726)に、吉田屋十三郎なる人物が寄進したもの。18世紀前半にまで遡る石造物って、意外とないし、大ぶりのもの。寄進者はかなりお金持ちだったんじゃなかろうか。この地域の出身者で、商家に奉公に出て成功したのかな。



水盤
吉田屋十三郎
享保十一丙牛天九月吉日