『はたらくクルマ:HEAVY EQUIPMENT Vol.7』

はたらくクルマVol.7 (NEKO MOOK)

はたらくクルマVol.7 (NEKO MOOK)

 建機を扱ったムック本。本屋で見かけて衝動買いしてしまった。
 今回は、道路舗装がメインで、舗装を手がけるNIPPOと、舗装用のアスファルトフィニッシャを製造するドイツのフェーゲル社の工場の取材記事。それに、コンテナヤードの運営や重量物の運搬を手がける宇徳の記事。建機の国際見本市、巨大ダンプのホイールを手がけるトピー工業、建機模型などの記事から成る。
 正直、少々、工場の記事やコンテナヤードの現場紹介が物足りない感じが。フェーゲル社がどう、すごいのか、いまいち分からないな。分かるようには取材させないんだろうけど。19世紀には鉄道のレールなどを製造する製鉄会社だったのが、どのような経緯で、機械工業に転換していったのか。
 アスファルトを熱いまま、舗装まで持っていくための工夫や段差を作らないようにするための工夫。アスファルトフィニッシャって、おもしろい形しているよなあ。
 あと、コンテナヤードで、コンテナ船のハッチカバーも、ガントリークレーンが外しているのなとか。ガントリークレーンやトランスファークレーンのタイヤは、何で駆動しているのだろうか。
 鉱山用の巨大ダンプのホイール製造も興味深い。トピー工業がトップシェアなのか。30センチくらいの幅の鉄板を丸めて、複数溶接するのか。で、プレスで整形。