おがきちか『Landreaall 33』

Landreaall 33巻 (ZERO-SUMコミックス)

Landreaall 33巻 (ZERO-SUMコミックス)

 ダンジョン編続き。いろいろとシャッフルした結果、いつもの愚連隊が結集してしまった感じだなあ。スピンドルの時はDXが不在だったけど、今回はティ・ティと共闘か。
 ワープトンネルの不具合で、あちこちに飛ばされたダンジョン哨戒部隊の一同。パーティがあちこちで分断されることに。無事だったパーティも、変なところに出てきたり。大混乱の中、DX、リド、ルーディ、ライナス、ティ・ティ、フィルが合流して、パーティを再編成。彼らが一番深いところにいるのかな。というか、DXたちの学年は、いろいろと異例な事態に巻き込まれるもんだな。
 一方で、イオンと六甲は、レヴィ、マグナル、パーヴェルたちと合流。徒歩で6階層から、ベースキャンプの三階に向かう。また、五十四さんは、戦闘力を失ったパーティの護衛で、別行動に。リドとDXが完全に忍者連中と切り離される状況は珍しいような。


 騎士候補生の鎧で思うように動けず、六甲をけがさせてふてくされるDX。六甲のけがを見て、騎士やめるなんて言い出さなければいいけどというイオンあたりがおもしろい。


 アニューラスの探索用猫アイリスが、ルーディとDX、そして、リド以下の連中との合流を可能に。リドやライナスと合流したあたりから、アイリスが出てこないのは、なんか理由があるのかな。アニューラスに報告に戻った?


 点検を怠った神官騎士長、組織間の折衝では、めちゃくちゃ有能なのか。
 あと、メイアンディアとトリクシーは、今から何をするんだろうか。


 次巻が待ち遠しい。ダンジョンの深層からの脱出作戦か。