「八月のシンデレラナイン」1~11話振り返り一挙放送 - 2019/07/16(火) 18:00開始 - ニコニコ生放送

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv320737939

 最終回の熱をそのままに、ニコ生の一挙放送へ突撃。ここのところ、集中力なくて、一挙見ていなかったが、これは、見直したくなって。一日仕事だろうなあと思っていたら、本当に昼からずっとかかってしまった。休み休みというか、シヴィライゼーションと同時並行でやっていたから、動画の時間約5時間に4時間ほど余計な時間が。結局、感想は日跨ぎ。
 通しでみると、やっぱいいなあ。何もないところから、女子硬式野球部を結成。初心者ばかりのなか、部員を揃えて、練習試合で勝ったり負けたりしながら、全国大会に出て、清城高校との一回戦。勢いで、最終回も見直してしまった。クライマックスの対戦相手、清城が、里高野球部の映し鏡というのが良いね。初戦で固くなる。
 惜しむらくは、修正されたという一挙放送版でも、作画が微妙なこと。ブルーレイは、「コレクターズエディション」だそうだが、作画が改善されるのかなあ。だったら、欲しいかもしれん。
 以下、回ごとに。

第一話 プレイボール!

 入学式直後のクラブ紹介で、壇上に駆け上がって、女子硬式野球部結成を宣言する翼。そこから、同好会ということで、部員集めを始めることに。野球に興味がある茜に引っ張られて、夕姫も入会。創設メンバー翼、ともっち、夕姫、むみぃちゃんの四人だったんだよな。そのうち半分が、控え…
 あと、全然指導が出来ない、感覚派の翼ちゃんw

第二話 できる、できない

 鈴木和香の野球部参加と練習場所探し。新参の同好会では、なかなか場所が確保できない。最終的に、校外の元グラウンドを貸してもらうことに。
 新キャラとしては、キャッチャーになる鈴木和香の参加。兄の影響で子供向けのチームで野球を始めたが、ついて行けず、諦めて参謀方面へ。さらに、高校生になって間接的参加の道もなくなってしまって。始めるのが、幼すぎた面もありそうだなあ。兄の後押しで、改めて、自分もチームに参加することを決意。
 なんか、茜や和香の悩みが身近すぎて、親近感を覚えるわあ。運動神経で苦労する。わたしゃ、すっぱりと諦めるくちだが。

第三話 気持ちよく汗をかこう

 しのくもさん勧誘、前編。正式に同好会として発足。部室ゲット。
 急に、部員が増加。勝負師阿佐田先輩と応援団長先輩、新聞部中野3人が入部。あと一人で、試合ができるな。応援団長、本気で、なし崩しに入会させられているな。あと、新聞部中野の情報通ぶり。
 しのくもこと、東雲龍は、プロを目指してクラブチームのトライアウトを受ける。初心者と野球部を始めた翼を、「お遊び」と拒絶する。

第四話 分かれ道に立っても

 しのくもさん、後編。見事なツンデレだよなあ。
 翼が、野球を諦めた訳。チームの仲間と目標が違ってしまう。女子は先がないのに、男子は甲子園を目指す。その差を乗り越えられなかった。だからこそ、一人で上昇志向を維持しているしのくもを応援するか。
 クラブチームのトライアウト。急造チームでミスが続発して、ギスギスする中、翼たちの応援を受けて、雰囲気が変わっていく。結局、トライアウトに落ちたしのくもさんは、野球部に入部。
 いや、トライアウトに部外者が応援に来るのは恥ずかしいよなあ。

第五話 はじめての試合!

 清城ショック。メンバーがそろって、練習試合に。完全に舐めプ喰らってた。全然目的意識が違うチームの前に、徹底的にやられてしまう。ポジティブ脳の翼でも、落ち込むことあるんだな。あと、茜を慰めるしのくもさんの不器用さが微笑ましい。

第六話 これからの私たち

 翼と智恵のケンカ回。智恵が、野球を始めたことで、関係が変わってしまう。そのことに、二人は気づいていなかった。練習試合の敗北で、その変化を自覚する智恵。親友か戦友かの選択を突きつけられるが、どちらでもない形を目指すといったところか。
 つーか、智恵も、よりによって神宮寺さんにアドバイスを受けるのはどうかねえ。しのくもさんとか、すずわかに聞かないのかw
 清城、スタート地点は、あんまり変わらないんだよな。崩壊していた部を、神宮寺さんが立て直す。とはいえ、3年生は戦力なのか。
 つーか、神宮寺さん、いい人過ぎる。ライバルに塩を送る。しかも、智恵に教えたことで、修羅場に巻き込まれる、とばっちり。

第七話 笑顔の迷子

 最初に揃えた道具類がボロボロになってきて、予算が必要に。正式な部に昇格して、部費でまかなおうと言うことで、手続きに。その一貫として、九十九伽奈が練習に参加。さらに、夕姫ちゃんが、小学校の頃の先輩、倉敷舞子を引っ張ってくる。彼女、倉敷パイセン、大好きだよね。
 家族との問題を抱えていて、補導歴があって、問題児扱いされている倉敷。それを、じっと観察する九十九。最終的に、トラブルで処分を受けそうになっている倉敷を、野球部が居場所としてふさわしいと説得する九十九さんが、かっこいい。カナマイ尊い
 倉敷の、家族の愚痴を聞いているときの、離人症モードが、こう、ね。あと、倉敷舞子だから、舞子ラス(マイコラス)とか、米で呼ばれているのが笑った。
 エンディング、少年野球のチームの写真から、里高女子硬式野球部のメンバーの写真に書き換わり。翼は、過去の栄光を克服して、新たな仲間と歩む、と。

第八話 夏に向かって

 先生メイン回。部員もそろったし、夏の大会に出ようということに。その前提として、部への昇格が必要に。しかし、教頭が立ちはだかって、保留に。顧問掛け持ちとか、予算問題とか、解決できず、諦める掛橋先生。しかし、野球部の面々を見て、改めて、挑むことに。ラストの教頭先生が良い感じ。
 年取ると、来年でも良いかとなるけど、高校生は三年しかないんだよな。

第九話 みんなでつないで、楽しんで

 大会に向けて、強化合宿。「それよ!」と食いついたり、楽しそうに地獄の特訓を課す、しのくもさんが。連帯責任ノックキツそうだなあ。画像の使い回しが露骨w
 で、後半は、唐突な幽霊騒動。先生としのくもさんには見えない、和尚さん。ビデオを確認してみると、映っていなくて。野球好きの先代住職か。夏が来るたび、出てくるんかいなw
 和尚さんの幽霊の導きで、夕姫ちゃんは、ピッチャー挑戦を受け入れることに。幽霊が、「幽霊に向かって投げるつもりで」って、自分をネタにするんかいw

第10話 背中に翼

 再びの練習試合。強豪、向月高校野球部から練習試合を申し込まれる。で、実際は、三軍との試合という舐めプ。とはいえ、互角に戦って、勝利を得るのはうれしいこと。
 とはいえ、仲間と楽しいだけでは済まなくて、11人いれば、控えに回される選手も出てくる。創設メンバーの智恵と茜が控えに。落ち込みつつも、ベースコーチを任されて、チームに貢献しようと決意する。しかし、茜は、サインの見逃しや走塁指示のミスをして、役に立たないのではないかと落ち込んでしまう。助けを求める彼女に、一発気合い注入の翼ちゃん。ほんと、彼女、気合いと感性だけで生きているなw
 個別シーンでは、掛橋先生が作ってきた「全国大会のしおり」を、うきうきでチェックする舞子ラスがかわいすぎる。

第11話 全国大会がはじまる

 大会開始。前日に、現地乗り込み。組み合わせ発表は第一試合で、清城相手。しかも、その清城と同じ宿泊先に。一緒に食事して親睦と思ったが、清城側はなかなか打ち解けない。さらに、野球観で、決裂。
 そして、翌日は大会初戦。どちらも、初の公式戦ということで、歯車がかみ合わない。特に、清城はミスが続いて、守備にエラーが出たり、神宮寺さんも調子を乱したり。そこにつけ込んで、点を取る里高野球部。
 さて、どうなるというところで、最終回に。


 その後、結局、ニコニコチャンネルのほうで、最終回を見直してしまった。後半の、歌に合わせて、試合のダイジェストで流すのは、緊迫感があっていいなあ。その中で、個々の選手の見せ場があって。いいわあ。


 やっぱり、野崎夕姫ちゃんが、かわいいなあ。
 バスケ部でゲームにフィットできなくて、団体競技が苦手になった気弱娘が、最終回では不敵な笑顔で無失点リリーフという成長ぶりが。
 あとは、メシマズのアレンジャーぶりが、また、印象的。合宿のカレー、砂糖、牛乳、ミント、パクチープラスアルファを混入って、味見くらいしようよw
 第一話ではちみつレモンに砂糖入れすぎたあたりに、片鱗が見えていたなw


 あとは、主人公、翼ちゃんの存在感の大きさ。
 謎ポジティブというイメージだけど、見直すと、練習試合でぼろ負けして落ち込んだり、智恵と隙間風が吹いて憔悴したり、けっこう、落ち込むことが多いな。
 基本、気合いだけで生きているから、ポジティブモンスターイメージがつくんだろうけど。気合いしか言わない感があるし、野球の動きも全然説明できていないし、感性だけで動いている感じが良いw
 つーか、翼ちゃん、基本人の話聞いてないよねw


 脇キャラとしては、里高生徒会長が割と好き。ビジュアルから、キャラから。
 あと、裏主人公的ポジションの神宮寺さんが、良いなあ。特に、最終回。本当に魅力的に描かれている。智恵に懇願されて教えたり、ダブルプレイ取られても、成長を喜んで口元が上がっていたり。
 なんか、入学式で翼そっくりなことをやっていたり、裏主人公というか、別の世界線の翼という感じがすごい。