kashmir『ぱらのま 2』

 あちこち、電車とバスで動き回るお姉ちゃんのお話。つーか、この子、何歳なんだろう。学生にしてはお金があって、社会人にしては時間がある感じが。


 東京に結界張ったり、山梨を彷徨ったり、福島いったり、寒いから紀伊半島に行ってみたり。行き当たりばったり旅は楽しそう。個人的には、乗り物よりも自転車くらいのスピードで土地を舐めるように見るのが好みだけど。
 9話の眼鏡ちゃんとバスであちこち回るエピソード、バスで行き当たりばったりに知らない土地に行ってみるって、楽しそうだけど、意外とお金がかかるんだよねえ。片道1000円とか。あと、面白そうな場所は本数が少ないとか。コロナがなければ、やってみたいところなんだけど、現状、公共交通機関にはなるべく乗りたくない気分で。
 8番目の人類滅亡後の木更津?を彷徨う夢のエピソードとその後、実際に木更津近辺にお出かけするお話がいいなあ。夢と現実の落差を知ったり。干潟だの、湿地だのは、ガチで靴が浸水するから、あんまり足を踏み込みたくない。夢編の目覚める寸前の「兄に聞けばわかるんだろうけど、もう永遠にわからない」がなんか…
 暖かいところに行こうと、いきなり紀伊半島にいく10話、突発的に奈良に行っちゃうのがなんかすごいな。東側から行くと、中部と奈良って垣根低いのかな。まあ、和歌山に抜けてるから、紀伊半島中央部の耐久バス旅とかには突入していないわけだが。三重もけっこう楽しそうだけど。
 8話のニュータウンっぽいところに行きたくないというのは、気分がよく分かる。行ってみればそれなりに楽しくてもね。


 読み流しているけど、グーグルマップで場所を追っかけてみるのも楽しそうだな。まあ、関東圏は遠すぎてなあ。


 とりあえず、主人公のドヤ顔がかわいい。