「六二六水難犠牲者追悼供養碑」

 白川橋から北に少し入ったところに、見覚えのない石碑があったので近づいてみた。ここは何度か通った事あるルート何になんで知らなかったんだろうと思ったら、かつては高い生け垣で見えなくなっていたのだな。これも、「自然災害伝承碑」の一つと言って良いのではなかろうか。
 1953年の626水害の犠牲者を追悼した石碑。熊本平野、ほとんど浸かりまくっているだけに、他にもありそうだな。子飼橋のたもとの地蔵くらいしか知らなかったけど。
 隣の更地は、元は土木系の庁舎があったところなのか。熊本地震で解体された?






石碑正面

六二六水難犠牲者追悼供養碑


     熊本県知事 寺本広作



石碑裏面上段(記載ママ)

昭和二十八年六月二十二日白川
氾濫のため熊本市内一辺は未曽
有の大水害に見舞われ八週年を
迎え復旧なるに当り有志一同水
難犠牲者及び無縁仏慰霊祭を行
い碑を建てて想を新たにす
 昭和三十六年八月十六日記



石碑裏面下段

発起人 喜○木喜八郎
    森元八郎
    鈴木 光
    前田好松
    坂田熊蔵
    永田庄司
白山校区後援者代表
    前田繁師
     外一同