「高橋先生報恩碑」

 1953年の626水害の際、避難所としてお世話になったことを感謝する石碑。白川中学は浸からなかったそうだから、その南側、大江渡鹿から新屋敷にかけての人々か。
 建設年代は見当たらないが、水害からそれほど時間がたってない時期のように見受けられる。




石碑正面

高橋先生報恩碑
   伊豆富人 題併撰



台座中段

建設者名
発起人遺族


江島秋吉
桑田酉彦
成徳金太郎
宇野つい
福島秀治


建設委員
中嶋邦博
石崎 嶺
浜田文造
吉岡敬次郎
垣田 貞
鳥井直人
本村粂市
高田○彦
木村健
米平水雄
宗村政雄
前田利夫
猪本義雄
植松義春
田上久男
大里斗○三
坂井たも
田村 茂
木村裕次郎


 会員
井上 茂
蕨本平佐
池田 實
岡田はつ
奈須又男
古賀青二



台座銘文

昭和二十八年六月二
十六日熊本市は史上
未曽有の大水害に襲
われ我等は僅かに身を
以て危難を脱出した
るが熊本短期大学々
長高橋守雄先生は我
等を同大学に収容さ
れ雅子夫人も亦親切
到らざるなきものあ
りき依て今日我等再
起の基礎を得るに至
れるに當り紀念の石
碑を建立して報恩の
誠を表するものなり