2017-03-05から1日間の記事一覧

『魂でもいいから、そばにいて 3.11後の霊体験を聞く』忘却へのジレンマが、それぞれの物語を生み出す - HONZ

honz.jp 阪神大震災では、自分の家に居て、だいたい一階で寝ていたお年よりがなくなっている。対して、東日本大震災では、家族が散り散りの状態で、若い人がかなりなくなっている。両者の被害のあり方の違いが大きいと思う。 自分が居ない場で大事な人が失わ…

『フィリピンパブ嬢の社会学』学問を踏み越えて、愛する人とともに - HONZ

honz.jp ウザい文章と思いながらも、最後まで読むと、この本が気になっているという…

『プーチンの世界 「皇帝」になった工作員』プーチンに備わった6つのペルソナを読み解く - HONZ

honz.jp プーチンの人格を、公開情報やインタビューを元に、紐解いていく本。 3か月分の食糧と燃料を国家備蓄で貯めこんでいるって、すごいな。民族主義者ではなく、国家主義者。あるいは、ヨーロッパとの認識の違いとか。最近は、むしろ、ヨーロッパ側が脅…

『ハンザ』 - HONZ

honz.jp みすず書房刊で、訳者が7人で10年がかりって、読むのが大変そうだな。 ロシアと北西欧をむすぶと言う点では、オランダとの関係も気になるけど。ハンザ同盟だと、高橋理『ハンザ「同盟」の歴史』を読んでしまわないといけないな。

なぜ薬物依存が減らないのか『ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造』 - HONZ

honz.jp 法律が、薬物の生理的な性質と適合していないと。「薬物非犯罪化」ね。 社会的関係によって、依存のレベルが異なる。孤立した人間ほど、病的な依存になりやすい。また、貧困や差別の問題を薬物の問題にすりかえてしまっている事例が多い。投獄などに…

どこまでを人に任せるべきか──『デジタルアポロ ―月を目指せ 人と機械の挑戦―』 - HONZ

honz.jp 人間と機械が、どこまで役割分担をするべきかといった普遍性を持つ話と。 月に人間を送り込んだアポロ計画で、コンピュータが果たした役割。ただ、人工知能が洗練され、人間に近づいてきたときに、そのあり方はずいぶん変わりそうな気がする。

『なぜ、無実の医師が逮捕されたのか』 99.9%という有罪率の壁を乗り越えた刑事裁判 - HONZ

honz.jp 医師不足、立ち去り型サボタージュといった問題が顕在化したきっかけだったな。これ以後、「医療過誤」問題の流れが完全に変わったよなあ。 そもそも、検察に専門分野の知見がないというのが、問題だよなあ。 むしろ、検察側の、どういう意図で動い…

『生命・エネルギー・進化』この生物学の本にはぶっとんだ! 客員レビュー by ビル・ゲイツ - HONZ

honz.jp 「エネルギー」の観点から見た、生命の歴史ということらしい。複雑な生命は、ほかの星系でも、同じような轍を踏んで進化しているか。 ある程度、生命の発生が見えたら、実験室での再現もできるようになるのだろうか。

『ルポ ニッポン絶望工場』 メディアが報じない便利さの裏側 - HONZ

honz.jp そもそも、「移民」を入れたくないからと、「実習生」や「留学生」という隠れ蓑を使おうという脱法行為が、こういう腐敗を呼ぶんだよな。で、この、現代の人身売買制度が、各国で日本の評判を落とす。 「愛国者」であればあるほど、この制度を指弾す…

『不潔都市ロンドン ヴィクトリア朝の都市浄化大作戦』 - HONZ

honz.jp 不潔といえば、パリの方が有名な気もするが、ロンドンもまけず劣らずだったと。テムズ川とか、すごかったんだろうな。 ゴミ処理システムの不在、屎尿の問題、大気汚染と、てんこ盛りだった模様。 まあ、江戸の汚物処理システムがよくできていたのは…

瀬尾つかさ『サイバーアーツ01:真紅の虚獣』

サイバーアーツ01 真紅の虚獣 (角川スニーカー文庫)作者: 瀬尾つかさ,ヤッペン出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/03/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 脳にナノマシンを共生させ、それによってバーチャルなネット空間に常時接続でき…