米国防長官に兵士らの質問攻め 装備不足など指摘

テネシー州出身の技術兵が「なぜ我々は車両を強化するために、ごみ捨て場で金属や防弾ガラスをあさらなければならないのか」と質問し、場内の拍手を浴びた。

後方の車両まで装甲化を迫られるという事態は、上層部にとって完全に予想外だったのだろうな。
ここでは、まだイラクに入っていない部隊だったから装甲板が問題になったが、前線部隊ではエンジンや指揮管制関係の部品の不足もかなり深刻なんじゃなかろうか。
ヘリコプターや戦車の稼働率の低下が予想される。

集会ではこのほかにも、「州兵に与えられる装備は正規兵より劣っているが、何か対策はないのか」「イラク選挙後の米軍の役割はどうなるのか」など手厳しい質問が続き、長官が「まあ落ち着いて。私は年寄りで、しかも朝早い時間だ。今考えをまとめようとしているところだ」となだめる場面もあった。

ラム爺だめじゃん。自分で年寄りなんて言うようでは。
実際、州兵や予備役の待遇はかなり悪いらしい。怒りたくもなるだろうな。
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