米牛肉で外圧 どうする食品安全委

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050318/mng_____kakushin000.shtml食品安全委員会プリオン専門調査会の吉川泰弘座長へのインタビュー。

――米国は輸入再開時期の明示を求めている。答えられるか。

 「それは無理だ。分析を進める中で、必要な情報がたくさん出てくる。牛海綿状脳症(BSE)は未知の部分が多く、リスク(危険度)評価に幅が出る可能性がある」

 ――今後、輸入条件も諮問されるが。

 「米国のデータ不足は頭が痛い。どれくらい米国に(潜在的な)BSE感染牛がいて、飼料規制などの効果はどの程度か、食肉処理、脳など危険部位の除去は適切か、などから消費者のリスクがどの程度かを評価する。ただ、米国のBSE検査頭数は日本に比べて圧倒的に少なく、そこが評価上のネックになるかもしれない」

輸入再開時期が答えられないのは当然のはなし。
データ不足ですか… 相変わらずアメリカはアメリカだな。