「過密ダイヤ」因果関係薄い JR脱線あす2カ月、原因の特定難航

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050624-00000032-san-soci

死亡した運転士だけでなく、管理者側の刑事責任追及を目指す。事故は二十五日で二カ月を迎えるが、事故原因すら特定するに至っておらず、捜査は長期化の様相を見せ始めている。


別の捜査員は「原因が複合的になればなるほど、どこに過失があったかを問うのが難しくなる。これほど複雑で困難な事故はない」と話した。

この手の巨大システムの事故は、個人の責任は限りなく薄くなっていくし、個々人の過失も相当小さなものになるから、業務上過失致死傷で警察が捜査すること自体があまり意味のあることではないのではないか。
もちろん、今後似たような事故が再発するのを防ぐために、いろいろとハード・ソフト両面での見直しは不可欠だろうけど。
長い直線から比較的急なカーブに入る線路の引き方が悪いのではないかとも思うのだが。運転再開後もATSが作動したのだし。