信じがたいほど縮小する日本経済

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/866

失われた10年」は、1度であれば不運と見なされるかもしれない。それが2度となると、不注意に思える。

 アメリカにしても、ヨーロッパにしても、70年代、80年代の不況のリバイバルだと思うが…
 そもそも普通に考えればこれから内需が拡大する可能性はないよなあ。人口は減っていくんだし、先行きを考えると高齢者は自分の金融資産を手放さないだろう。実際、介護が必要になるとものすごい金がかかる。
 国の形が変っていく過程なのだから、そう簡単に物事がうまく運ぶはずがないのでは。

日本の2度目の失われた10年は、ほかの先進国に憂慮すべき教訓を提示している。日本の巨額財政出動は、バブル崩壊後の1990年代に不景気が恐慌に発展するのを食い止めることに成功した。ほかの国々がそれに倣うことは、もちろん間違っていない。


 しかし、それから10年経っても、日本が力強い国内景気の回復を遂げられなかったという事実は、米国と欧州の行く手にも、長く険しい道のりが待ち受けていることを暗示している。