東京都青少年健全育成条例改訂問題と表現規制についての情報リンク集(その1)

 昨年の児ポ法やレイプレイ騒動で交わされた議論から、今後にも役立ちそうな情報を抽出する予定だったが、なんか量が増え過ぎたので、分割で書くことにした。とりあえずは、今回の東京都の青少年健全育成条例に関するものを、目についたものを中心に。動き出しが遅かったため、報道や団体の意見書などについては手が回ってません。網羅性もなし。
 以下、それぞれ、大まかにテーマごとに分けて。テーマ分けもいい加減ではあるが…

改正案の問題点

  1. 東京都青少年保護条例改正案全文の転載(無名の一知財政策ウォッチャーの独言)
  2. 東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性について語る(空気を読まない中杜カズサ)
  3. 緊急!東京都が児童ポルノ規制の美名の下、思想統制への道を開こうとしている:松浦晋也「人と技術と情報の界面を探る」 (要会員登録)
  4. 「東京都による青少年健全育成条例改正案と『非実在青少年』規制を考える。」緊急集会@ニコ生放送
  5. 「東京都青少年健全育成条例改正案」の問題点



 今回の改正案の問題点について指摘しているエントリ。1は改正案を全文転載し、改正案をネット規制方面も含めて列挙、改正案の該当部分を色分けしている。第一に参照すべき。表現規制だけでなく、青少年の携帯電話使用の規制、家庭への公権力の介入などが問題とされている。
 2以下は、表現の自由を問題にしている。規制の内容があいまいで、恣意的な解釈が可能なこと。ここから、担当者の解釈次第で相当に範囲が広がる可能性があること。それによる表現の萎縮。さらには、この規定が政治的に利用されたり、特定の集団による道徳の押し付け、マイノリティの抑圧に利用されかねないことなどが問題となる。

政治活動の指南

  1. 議員さんに手紙を書く時に…… 大事な所だけ
  2. 「非実在青少年」規制問題・対策まとめ
  3. 政治家に意見を送る時の基礎知識。
  4. 「非実在青少年規制」に反対したい人は実際にはどうすればいいのか
  5. 陳情書の書き方
  6. 非実在青少年対策
  7. 初心者向け反対活動の方法(簡易版)
  8. 「忘れっぽい日本国民」はもう終わりにしよう
  9. ストップ頭狂都〜コンテンツ文化研究会へ寄付して東京を止めよう〜
  10. 都議会議員は「表現の自由を守りたい方々」に何を要望しているのか



 実際に活動について指南したエントリのメモ。
 基本的には投書のやり方についての紹介記事。上の4つが有用かと。手紙(葉書・封書)が一番、メールは対応しきれない可能性あり。Faxは駄目絶対(議員側の経費負担など)。自分の住所・名前をちゃんと書くなど、身元は確かに。言葉は丁寧に。このあたりが基本か。
 下の3つは今後に向けての話。