春画から見る日本人の性意識〜春画はなぜ乳に関心が少ないか〜

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 ふーむ。なかなか面白い。
 肉体そのものよりも、装束が社会的な重要性が高いというは結構大きいことなのだろうな。室町時代足利義教の事例のように、髷を結えなければ、政務をまともに執ることもできなかったなんて事例もある(本郷恵子『中世人の経済感覚』ISBN:4140019875)。あと、和服が寸胴の凹凸のない体型向きなのも、素の肉体にたいして余り関心がないことを示しているのだろうな。
 旧約聖書の宗教ほど男女の区別を強要されなかったのも大きいかも。