電子書籍の「ページをめくるという時代錯誤」

http://zerobase.jp/blog/2010/06/post_84.html 確かに、電子書籍では、巻物的な、スクロール形式のほうが読みやすいだろうな。ただ、その場合、引用した箇所を明らかにする目印をどうするかが問題になるのでは。行数で表示するのも難しそうだし(行表示が邪魔臭そう)。
 あと、ウェブページ的な表現に行くタイプと独特な形式を必要とするタイプで分かれそうな気が。例えば、博士論文に代表されるひとつのテーマで、長い書籍は、そのままウェブページの形式にはのせにくそう。なんらかの、適した表示形式を考える必要が出てくると思う。一方で、エッセー集の類、特に雑誌連載を集めたような書籍は、ウェブページというかブログ形式にすごく相性がよさそうだと思う。
 あと、紙の本も、結構根強く生き残ると思っている。共存というか、別のものとして発展して生きそう。現状、学術論文の類なんかは、ウェブ上にあっても、印刷して読んだほうが楽だし。