いまや、男性にとって結婚のベネフィットは限りなくゼロに近いだろう…いや、女性にとってもか。

togetter.com
 メモ。なげーよ。しかも、なんか不毛なやり取りが多いし。
 ここでは「婚活女子」的な願望を問題にしていると思っていたのだが、なんか専業主婦をDISっているのか的発言がけっこうあるな。
 かつては、結婚というのは経済的な意義もあった。例えば、農家や商家なんかは、共同で経営するという契約だし、武家なんかでは家門の存続のために要求される。近代にはいっても、その流れは続いていたのだが、高度成長あたりで社会のシステムが変わった。それが現状につながっている。あと、伝統的に都市部では未婚率が高かったのではないかとも予想できる。さまざまなサービスを利用できる。
 そう言えば、公務員は何気に結婚率が高いような気がする。経済的な安定性の問題か、組織内での「文化」の問題なのか。
 エマニュエル・トッドの「権威主義的家族観の社会では少子化が進んでいる」って議論もあわせて考えると興味深いものが。