本日のメモ

[Web]中国バイドゥがAndroidにバラまいた猛毒 | インターネット | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 意図的にバックドアを仕込む開発ツールを販売って、悪質すぎるだろう。これ、日本で告発したら、法的にはどうなるんだろう。
 バイドゥ自身が今まで前科ありな上に、おそらく中国政府の「サイバー戦争」も絡んでいるのだろうな。企業そのものを、どうやって追放するか…

[災害]被曝より怖い問題に、世界の研究者が目を白黒 ベラルーシで開催された原子力被害の勉強会から(2) | JBpress(日本ビジネスプレス)

 放射線による健康被害そのものよりも、避難過程で大量の死者が出ていること。さらに、被災地域では急激な高齢化が進む。外部に大量に放射性物質が放出された原発事故で、きっちりと人口動態が追える事例は、福島第一の事故がはじめてであると。
 「これも原発災害である」と心に刻むことが重要。
 大量の人間を動かすのは一朝一夕ではできることではない。原発事故も、それなりの時間がかかる過程ではあるが、人間の移動よりは進行速度が速い。そして、この手の大規模原発事故が起こる頻度を考えると、実際にまともな避難体制が構築され、それが維持されると想定するのは非現実的。つまり、避難過程で死者は出るというのは、「原発災害」に付随することではなく、原発事故のリスクの一部であると考えて、制度設計に盛り込むレベルの話。
 福島第一では、結果的に避難リスク>放射線による健康被害だったが、それを「教訓」と称して避難を遅らせれば、今度は実際に巨大な健康被害を引き起こしかねない。チェルノブイリ放射線被害+避難被害だったわけだし。福島第一でも、4号原子炉の燃料棒にたまたま大量の水が供給されなかったら、どうなっていたか分からない。
 巨大事故時の「正しい避難行動」なんてありえない。

[国際]TPPを取り巻く不穏な政治 経済的にはすべての関係国に利益をもたらすが・・・ | JBpress(日本ビジネスプレス)

 そもそも「比較優位性」という言説が胡散臭い上に、国内でどう金が回るかが問題で、抽象的な「国家」レベルで儲けが利益が云々は大して意味がない。
 つーか、一番儲かるのは金融・流通・情報の流れを制御すること。で、国際的な金融の流れを見れば、結局一番有利なのはアメリカ。特に、今回は金融や財政面での障壁を崩されているからなあ。
 「経済学的に」という議論そのものが、お粗末。社会的な分配を弱める方向にしか動いていない、こういう制度に好意的である必要性そのものがない。

中国・韓国と日本を分けた「朱子学」と「陽明学」 中韓にノーベル賞が取れない理由〜團藤法学から日本の卓越性を探る | JBpress(日本ビジネスプレス)

 最初の2ページ分より後は、微妙。学術ガバナンスの良し悪しが、学術成果に影響するというのはありえそうだけど。今回の中国の受賞を考えると、結局はリソースの突っ込み方次第でしかないような。学術へのリソース投入を減らし続けて行く日本はノーベル賞を取れなくなり、逆に中国あたりでは今後増えることが予想されるのではないだろうか。少なくとも、成果主義、競争させると言うやり方では、ズルを狙う人間が増える一方なのではないだろうか。
 後半の陽明学朱子学だってあたりは、そもそも、用語の使い方が変。「封建農村」って、かなり狭い範囲にしか適用できない概念だぞ。それを「弥生時代以来の灌漑農法」と引っ付けた時点でアレ。

[国際]一人っ子政策やめても焼け石に水、衰退に打つ手なし 日本以上の猛スピードで進むアジアの少子高齢化(1) | JBpress(日本ビジネスプレス)

 勝手次第にでもしない限り、高齢化の勢いは止まらないだろうな。2人までに緩和じゃ、人口の維持もおぼつかない。
 子供を増やせと言っても、経済的・社会的条件に作用されるからな。エマニュエル・トッドが指摘したような「儒教圏」では、現在の経済状況で、少子化を加速する文化的背景があるのだろうな。
 タイでも少子化が進んでいるってのが意外なところ。あと、シンガポールの「国粋主義」も少々気持ち悪いな。むしろ「都市国家」は外から人をひきつけてなんぼの世界だろうに。

[国際]一人っ子廃止ふざけるな!今の中国人の本音 | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 政府の思惑がどうであれ、よっぽどの利益誘導でもやらないと、経済的要因の影響は支配的であり続けるだろうな。半世紀も一人っ子政策を続けていると、複数の子供というのが、社会的に良くわからないということにもなりそうだし。
 つか、日本でも、中国でも、朝鮮半島でも、基本、女性があまり子供を望んでいない感じが。少なくとも、キャリア形成が優先されがちなんだよな。ついでに、結婚のコストが高いと。

[国際]保守が品格を失う時 / ジェレミー・コービンが炙りだすエリートの悪意(ブレイディみかこ) - 個人 - Yahoo!ニュース

 今時、「スターリン主義」だの、「トロツキスト」だのと言う言葉が、国家の首脳から出てくるとは思わなかったな。この手の言葉って、発した方がアナクロニズムに陥っていることを示すだけじゃね。
 コービンの提示する政策が行き過ぎているのは確かだけど、今のイギリスの政策は金融資本の利害に傾きすぎているきらいがあるし。
 まあ、「エリート」と言っても、サッチャリズムの影響を受けるようなのは、中産階級っぽいけど。上流階級なのかね。


 しかし、こういうのが政治的課題になるだけ希望があるのかも。日本だと、最初に出てきたシングルマザーへの個人攻撃がものすごそうだし。自己責任とかで済まされそうだしな。

[国際]他国の紛争は放置するのが正しい対応 国連・多国間組織・NGOの介入は必ずしも平和をもたらさない | JBpress(日本ビジネスプレス)

 だいたいは、なんらかの形で波及してくるから、放置できない。地域内だけで話が済むなら、それほど紛争はそれほど長く続かない。しかし、負けが込んで来た側は、外来勢力を引き入れようとする。温室みたいな空間は作れない。世界は相互につながり、作用しあっている。ルトワックの議論は机上の空論だと思う。
 そもそも、シリアにしても、最初から周辺各国も絡む代理戦争で、しかも、アメリカが同盟関係にある国が、それぞれ別の勢力を支援しているパズル状態なわけだし。さらに、紛争が拡散すると世界的な石油市場に影響してくる。
 しかも、積極的に難民を見捨てるってのは、それはそれで難しいだろう。虐殺になるか、他の土地の不安定要因になるか。そろそろ、「先進国」も支援する余裕がなくなりつつはあるけど。


 まあ、他人の喧嘩に手を突っ込むのは、よっぽどの覚悟が必要であると言うのは確か。つーか、そこで手を突っ込んでこない国だから、現場の動きに対して、現地が安心感を抱いていた側面は強いんじゃなかろうか。

「解決できる問題は解決すべきである。しかし、解決が難しい問題は平然と放置するよりほかないのも事実だ」

 うーん…

健康になろうと自転車通勤を始めたら、逆に不健康になった話 - 今日学んだこと

 へえ。こういうことも起こりうるのか。水分補給は大事と。
 20キロって、結構な距離だよなあ。ロードとはいえ、それなりの負荷がありそう。ママチャリだと、2時間コースか。坂道全力とか、かなりきつい運動やっている上に、運動途中で水分補給をやっていないと言うのが大きそう。