「伊東秀峰先生誕生地碑」

 詩吟の流派の開祖の生誕地碑らしい。この石碑は1996年建立でこの時点で98歳とかなり高齢。ググると、最終的に2005年に106歳で亡くなったようだ。ずいぶん長生きの人だったんだな。吟剣詩舞というのが、良く分からないのだが。







正面

伊東秀峰先生誕生地碑



裏面

   吟祖 伊東秀峰先生 誕生地碑
現職 秀峰堂吟剣詩舞会総本部会長 財団法人日本吟剣詩舞振興会元老
   同九州地区連絡協議会顧問 熊本県吟剣詩舞道総連盟常任相談役
表彰 昭和四十三年三月熊本県知事感謝状 昭和五十三年熊本県文化協会表彰
   同五十四年日本顕彰会社会貢献者表彰 平成五年吟剣詩舞大賞功労賞
 秀峰堂吟祖伊東秀峰先生は、明治三十一年四月二十七日熊本市長嶺町八反田
に、父 伊東重喜 母 初寿 の三男として生まれた。地方事務官として奉職の
傍ら詩吟に興味を持ち天性の美声で群を抜き、昭和九年吟詠全国放送、同十一
言志堂に入門、佐々亮斎先生に師事した。昭和十四年渡鹿吟詠会を設立。
昭和十五年近藤南洋庁長官の招きに依り渡南、パラオ島興南吟洋会を設立。
昭和二十年帰国し会を継続同三十四年荒木元文部大臣より秀峰堂の名を拝受し
た。吟道一筋この道を究め、会員の指導育成に尽瘁し、栃木県本部会員を加え
相諮り全会員一致賛同のもと、吟一筋に温情を持って指導を賜った先生の益々
の健康長寿を寿ぎ、会員一同感恩の象徴として茲に誕生地碑を建立する。
   平成八年五月三日          秀峰堂吟剣詩舞会 会員一同