改めて見直すと、本当に春香の一挙一投足に、いろいろ詰め込まれているな。
あと、前半の千早の表情の凍りつきっぷりと、後半の千早の表情の落差も重要なポイントだと思う。閉じこもるまでの千早は、横顔ばかりで、しかもカッと目を見開いて、まばたきもせず虚空を見つめている。あれは、事故の瞬間をずっと見ていたのだろうか。
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アニメ アイドルマスター第20話の重箱の隅
気になった所をいくつか。
まず、千早の寝室のテーブルの場所だけど、あれは視点が右に移っているからで、場所は変わっていないのではなかろうか。良く見ると結構アングルがちがう。千早のうずくまる場所がベッドの上から床に変わったのは、より深く自分の殻に閉じこもっている心境を描写したものなのだろと解釈した。
あと、「千早ちゃんにアイドル続けて欲しい!」のあとの水滴は、春香の言葉が千早の心に波紋を残した描写だと思った。
千早が歌いたいと思った理由に関しては、弟の絵を見て自分はこんな風に歌っていたんだという気付きとともに、765プロのみんなの気持ちを受け取ったからだと思う。みんなの気持ちを知って、無視するという選択肢はなかった。だからこそ、スケッチブックだけではなく、手紙や曲もまとめて抱きしめたのではないだろうか。まさに、「不器用だけど、ちゃんと人の気持ちの分かる」ということでは。
本当に細かいしぐさに、いろいろと意味の込められた回だと思う。
THE IDOLM@STER アイドルマスター #20「約束」
激しく同意。
「約束」を見ました。 - 箱の外から
確かに、この話って千早の象徴的な死から再生という型にのっとているな。型にのっとった上で、過程を丁寧に描いているから感動が増す。
『眠り姫』がアニマスの世界では宙ぶらりんになった感はある。