川上稔『境界線上のホライゾン4 下』

 うーむ、1000ページは伊達ではないというか。読むのにものすごく時間がかかった。『手妻のはなし』と、比較的厚いのを同時並行だったから、一時はどうなることかと。
 前三分の一は、前巻から引き続いての臨時生徒総会と二代の訓練。後半はノブゴロドをめぐるP.A.ODA対武蔵と東北諸勢力の戦い。この期に及んでも、織田勢は全員出てきていないんだよな。あと、公主隠しや末世、創生計画関連でも、情報が出てきたがよくわからんな。
 あと、なんか男性キャラが次々と彼女をリクルートしてくるのに対して、女性陣はトーリのハーレム状態なのが興味深いというか。直政と触手はどうなるんだか…