何もしなければ、漁業には誰も残らない〜勝川俊雄氏インタビュー回答編〜 (1/3)(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス)

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 TACが全然機能していないというのは、『イワシと気候変動』とか、『イワシはどこへ消えたのか』あたりでも取り上げられていたな。そもそも、見積もられた資源量よりも、漁獲可能量の方が大きいとかいう、出鱈目な状況になっているようだし。資源の消尽という状況が見えている以上、個別漁獲枠は必須だと思うけどな。最後の、個別枠導入によって、漁師の減少の鈍化と加工業などへの従事者の増加ってのは、大きな効果だな。
 あと、韓国の個別漁獲枠導入による資源量回復というのも、興味深い。韓国の漁師が乱獲するから、密漁するからっていいわけも通じなくなるわけで。まあ、抜け道はあるんだろうけど。