特集ワイド:パソコン遠隔操作事件、誤認逮捕次々 虚偽自白からの護身術− 毎日jp(毎日新聞)

http://mainichi.jp/feature/news/20121106dde012040019000c.html

 また石川議員は「長時間、担当検事と1対1の取り調べが続くと、楽に乗り切るために相手と良好な関係を維持しようとして、相手の意向に沿った供述をしようとする力が働くものだ」と話す。否認する限り、家族や友人との接見は許可されない。長い時間を過ごす相手は取調官だけだ。元警視庁捜査1課長の田宮栄一さんは「取り調べは人格と人格のぶつかり合い。容疑者が『完落ち』し、すべてを自供した後、取調官と抱き合って泣くことすらある」とその特別な関係を説明する。碓井教授は虚偽の自白は「供述を引き出そうとする取調官と、楽になりたい容疑者の『共同作業』で生まれる」という。

 これって、ストックホルム症候群だろう、完璧に。「特別な関係」とか、なあなあで済ませてはいけない、精神的暴力だよ。
 こういうことが普通に行われているから、可視化が必要なんだよな。