「松之本神社之由来」碑

 旧街道と鹿児島本線が接する所にある神社の石碑。江戸後期だから、比較的最近の神社って感じだな。




表面

    松之本神社之由来<所在>熊本市高江町松之本壱千百弐拾六番地<祭神>健速素戔嗚尊 姫神奇稲田姫命<由緒>創立年月日は不詳なるも、川尻神宮等の資料によれば
江戸後期の創立である。社殿敷地(参拾弐坪)他境内は町有地<例祭日>夏土用祭として茅の輪くぐり等を行い、豊作祈願・無
病息災・家内安全の祈願を行う。秋祭りとして十月十一日川尻神
宮の神官により神楽を奉納し五穀豊穣・無病息災・家内安全の祈
願を行い、村人の心のより所として現在に至る。<高江町之由来>地名については今より八百年程前、高家と書か
れていたが、戦国期に見る村名は託麻郡高江村であった石高とし
て、高江村(四百四拾七石余)現南高江(五百六拾弐石余)と記
されている。明治二十年高江尋常小学校が開校され、明治二十二
日吉村字高江と改称、昭和十五年熊本市に合併され現在の高江
町となる。町内の人口は約二千余名である。



裏面

    嶋田鎌一
    林田保次
    下田○○
    林田忠範
    山本 勇
    森下俊
    森下孝康
    宮崎一則
    杉村政成
    緒方和之
    村上正義
平成五年十月吉日
  高江町自治