「日本に資源が無くて良かった」という発想

http://ikuzine.com/2013/02/17/resourceinjapan/
 うーん。確かに日本は石油が出なくて、それがいろいろと制約要因になっていることは確かなんだけど。実は、別に資源がないわけじゃないんだよな。20世紀後半レベルだと、全然足りないけど、19世紀レベルだと、割と資源豊富だった。石炭は大戦直前で自給率が9割を超えていたり、鉛や銅あたりは、それなりの自給率があったりしたようだし。「資源がない」は、戦後の感覚を古い時代まで遡らせてしまった誤謬。
 まあ、身の丈以上というか、自分たちで使いこなせないような鉱産資源をもたなかったとはいえそうだけど。全部外部に輸出してしまうような資源は、結構有害だったりするのかもな。