瀬尾つかさ『銀閃の戦乙女と封門の姫 4』

銀閃の戦乙女と封門の姫4 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫4 (一迅社文庫)

 なぜに、こんなところで切るのですか。先が気になって仕方がない。
 いよいよ、物語が本格的に展開。ゼノの登場、ゼノとの戦いを有利に進める場として作られたクァント=タン創世の秘密、モンスターがゼノと戦うための装置であったことなどなどが明かされる。で、さらに混迷しそうな予感が。王城に侵入したゼノたち。あと、エレオノーラの策動も悪い方向に作用しそうだな。タウロス、アアフィリン、ソーニャ、シャーロッテあたりが緩やかに連携を始めたわけだしな。どうみても、暴走する方向にしか考えられないような。
「邪神」がゼノの到来を警告する存在だったというところで、『魔導書』シリーズとつながったな。『放課後ランダムダンジョン』からは、あかりとケン?がゲスト出演。あと、同書で名前だけ出ていたケーアライトラ女王が登場と。
 エリカがさらに成長してかわいらしくなっているな。「封門の姫」が梨花なのか、エリカなのか。あとは、フレイとのエロシーン寸前とか、相変わらずメルの扱いがひどいとか、大学のマッドアルケミストがもっとひどいとか。今回、梨花の出番が少なめだったような。
 首都に地下から出現したキング・ティターンとの死闘。しかし、ゼノってこれより強いんだよな…