鋼殻のレギオス25 アンド・ゼン・アフター・ザット (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 文庫
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短編は、ニーナがツェルニに入学してすぐ、小隊に所属した直後の話。あとはレイフォンが牧畜のバイトをやる話とか、フェリが念威を駄々漏れにする話とか。念威の制御が甘くなった状態が、お漏らしみたいなものなのか。
後日譚は、6年ほど後のグレンダンとさらの後の世界が相当変わった後の話。
ゴルネオとシャンテの娘とアルシェイラの息子登場。つーか、アルシェイラのほうの男は誰だ。リンテンスか? 相変わらず、周囲に迷惑をかけまくっているというか、シャンテは大人モードでも野生動物のままなのか。あと、リーリン最強説。で、ノリで王位継承をかけた試合と。
後者は超展開過ぎるぜ。レギオスが移動をやめて巨大な木になって、地上に国家が形成されている。「国連」なるものが登場して、ニーナは「国連軍」の指揮官とか。しかし、また「絶界探査計画」やっているあたり、レギオスの世界って同じようなことを繰り返す世界だな。カリアンが国連のトップになって、ツェルニ出身者が上層を牛耳っていると。
エーリが妙なことになっているが、エド・ドロンはどうなっているのだろうか。あと、レイフォンとフェリはゼロ領域に行ったのか。つーか、アーティッシャはわけのわからないことになっているし、「エルハルド・ゲートの奇跡」ってのと関係があるのか。間が飛びすぎて、わけ分からん。設定や好きな要素をばら撒きまくった感じかな。
『鋼殻のレギオス 25巻 アンド・ゼン・アフター・ザット』の感想。ついに最終巻!!:わなびニュース
まあ、なんかすかされた感はあるかな。まあ、これはこれでと思うが。あー、短編の四本目は確かに、居場所ない感濃厚だったな。まあ、残り物片付けだから、しゃーないんじゃね。ニーナの話なんか、押し込みようがなかったんだろう。