ラフカディオ・ハーンレリーフ

 比較的最近設置されたもの。生協の側にある。ハーン没後100年を記念してのものだそうだ。銅レリーフに、銘盤、講演の一部を刻んだ石碑と、なかなか大掛かりなもの。




右銘盤

 ラフカディオ・ハーン小泉八雲


 ハーンは明治二十四年(一八九一)十一月から約三
年間旧制五高教師を務めた。この間長男一雄が誕生し、
日本に関する最初の著書『知られぬ日本の面影』が
出版された。ここ五高を舞台にした作品には『九州の
学生とともに』『柔術』『石仏』などがある。
 ハーン没後百年祭を記念して制作されたこのレリー
フは多くの方々からのご好意によって実現したもので
あり、ここに末永くハーンを顕彰するものである。
 石碑の英文は『極東の将来』と題して明治二十七年
一月に行なったハーン講演の結語の一部で、「日本の将
来は無益な贅沢、華美を捨て、質実、簡素、善良を愛
する九州魂、熊本魂の維持如何にかかっている」と
刻まれている。
        ハーン・レリーフ設立実行委員会
 平成十六年(二〇〇四)九月二十五日



左石碑

THE FUTURE GREATNESS OF JAPAN
WIKK DEPEND ON THE PRESERVATION OF
THAT KYUSHU OR KUMAMOTO SPRIT - THE
LOVE OF WHAT IS PLAIN AND GOOD AND
SIMPLE AND THE HATRED OF USELESS
LUXURY AND EXTRAVAGANCE IN LIFE
Lafcadio Hearn January 27 1894