今年印象に残った本2014(マンガ部門)

 今年は、再読含めて134冊読了。アニメ化作品を買ったせいもあって、4コマの購入量がすごく増えた気がする一年であった。7割が4コマというものすごい占有率に。
 今年はどれを入れるか本当に迷った。迷ったあげく、『Landreaall』『きんいろモザイク』『レーカン!』あたりの常連組が外れることに。
 4コマは版型が大きいから、空間効率的には好ましくないんだがな。収納場所がないし…

 「がんばるぞい」でブレイクした一作。絵が好みだったので買ってみたが、期待を裏切らない出来だった。
 ゲーム会社に就職した女の子青葉ちゃんが、奮闘する話。作業のブースが良い仕切りになって、四コママンガにちょうど良い程度の人数の人間集団になっているな。お仕事四コマにして、心地良い人間関係というのは、ろこどるシリーズと共通するところが。

THE IDOLM@STER (3) (REXコミックス) (IDコミックス REXコミックス)

THE IDOLM@STER (3) (REXコミックス) (IDコミックス REXコミックス)

 今年は劇場版もありで、いろいろとあった。これはアニメ版準拠のコミカライズ。日常のあれこれが楽しくかわいく描かれている。

 エロマンガ代表はこれ。とりあえず、絵がかわいいに尽きる。ものすごく好み。話も適度に甘くてよろしい(ヤンデレ妹除く)。

 アニメ含めてここに。キャラ間の関係の心地よさ、一方でロコドルのお仕事に関しては限られた予算の中で成果を出さなくてはならないというリアル感、両者のバランスがすごく良い。あとは、主人公たる奈々子のひたむきさが物語を牽引している。

 古いアパートを借りたら、大家さんが中学生で、なにやら共同生活が始まってというお話。とにかく、チエちゃんのかわいらしさが素晴らしい。登場人物みんなメロメロだけど、読んでいる方もメロメロ。なんかこう、子犬っぽさがいいんだよな。
 料理部作って大量生産してみたり、学校生活もなかなか楽しそうになってきた。

 こちらも、アニメ化作品。声がついて、よりキャラクターのイメージが広がった。
 無骨な少女マンガ家野崎梅太郎と彼が好きな少女佐倉千代を中心とする、ドタバタコメディーな生活。出てくるカップルのデコボコっぷりも印象的。あと、ぼっちのみこりん。

未確認で進行形 (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

未確認で進行形 (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

 アニメ見ていっき買い。小紅かわいいよ小紅。
 いきなり許婚として現われた白夜に、徐々に心を許していく小紅さんがかわいいのです。あと、真白たんとか。
 こう、空気感が良い。

生徒会役員共(10) (講談社コミックス)

生徒会役員共(10) (講談社コミックス)

 これも、アニメ込みでの評価。ついでに、風邪をひくたびにお世話になっていたし。いや、偉大なるマンネリズムというか、女性陣の下ネタにタカトシがツッコミまくるしょうもなさが。タカトシも疲れてきている感があるけど。

だんちがい (1) (4コマKINGSぱれっとコミックス)

だんちがい (1) (4コマKINGSぱれっとコミックス)

 実は、今、一番はまっている四コママンガ。新刊を買いにいきたいのだが、おなか壊してノビノビに。早く買いに行きたいのだが。
 団地に住む一男四女の兄弟が、すったもんだしながら生活する話。絵がすごく好み。あと、話のつくりがすごく安定しているのが良い。兄弟ただ一人の男である晴樹が、個性的な姉妹たちに振り回されるお話。

少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (4) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

少女素数 (4) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

 途中まで読みかけで、置いてあったものを一気に読了。ついでに、最後まで買ってしまう。
 「少女のかわいらしさを追及する」というテーマのマンガだが、本当にハーフの双子すみれとあんずが実に、印象的。12歳から14歳という微妙な時期、男女関係に目覚め、将来をどうするか考える時期。そして、兄の富士男も、妹たちが手を離れて、自分の人生を改めて模索し始める。なんか、すごく雰囲気がいい。