畑健二郎・あさのますみ『それが声優! 1』

 気になっていたが、同人誌版はけっこう高かったので手に取れなかった本。出版社経由でも、けっこう高めの値段って感じだけど。
 実体験に基づく声優がどんなお仕事かを紹介するマンガ。アニメと違って、四コマだと、無理につなげる必要がないだけに、ずいぶん気軽な感じになるな。とりあえず、新しいラジオ番組の宣伝で、先輩のラジオに出演。勝手に愛称を付けられて、それが定着するくだりがおもしろかった。あだ名って、本当に自分では制御が効かないからな。汐留さんがいいキャラだ。
 ラジオ番組を持てることになってあたふたする三人組がかわいい。
 しかしまあ、ドラマCDで初めて名付の役をもらって、それがアニメ化の時には別の人に代わる。しかも、よりによって鈴ちゃんがその役ってのはきついな。ドラマCDとアニメで声優が変えられて、騒動になるというのは、あるある過ぎる話だが…
 ガヤって、けっこう難しいのか。あと、ちっちゃい子ネットワークとか。