常総市水害関連

[災害]鬼怒川左岸25.35k付近(常総市若宮戸地先)に係る報道について | 記者発表 | 国土交通省 関東地方整備局

 つまり、国交省は警告はしたけど、権限がないため強制はできなかったと。
 PDFの報道資料に、若宮戸の砂丘の航空写真が掲載されているが、1947年と1980年で、砂丘の細り方がすごいな。現在道路と住宅がある場所、下は砂丘の麓だったのか。そもそも、ここまで砂丘を細らせた時点でダメじゃんという気がするけど。
 まあ、国土交通省側の見解と。

[災害]東日本豪雨で見逃されたサイン…安全な避難が可能だった : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/3

 住民に情報が伝わらなかった、住民側も兆候を見逃した。
 流域全体が危険なときに、どのような警告を出すかが問題と。市全体に避難指示をだしても、どうしたらいいか住民はわからないと。あらかじめ危険そうな場所を見込んで、避難指示を出す方法もあると。一足飛びに避難指示が出たのも失敗だったと。

[災害]【茨城新聞】鬼怒川決壊 被災ごみ街に氾濫【鬼怒川決壊水害情報】

 こういう水害時の廃棄物処理は、あらかじめ考えておかなければならない課題と。水害が広範囲に及んだ場合、膨大な量の廃棄物が出ると。

[災害]鬼怒川の無堤地帯「若宮戸」の溢水の真相(1)(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース

鬼怒川の無堤地帯「若宮戸」の溢水の真相(2)(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
鬼怒川の無堤地帯「若宮戸」の溢水の真相(3)(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
 ソーラーパネルを問題にしているけど、それ以前からの砂丘の掘削そのものが問題だよな。なんらかの抑止が行なわれているべきだったろうな。しかし、こういう地形、全国的に見て、どのくらいあるんだろう。川岸の丘陵が堤防の代わりをしているみたいなの。
 ソーラー発電業者が掘削を行なった時点から、関係各所に働きかけを行なっていたと。
 2006年から、この地域の築堤を働きかけていたと。確かに、この丘陵周辺の整備は必要だっただろうな。しかし、買い取るにしても、まとまった予算が必要になるだろうしなあ。
 丘陵の下流側末端部でも、溢水がおきているから、早い段階でなんらかの処置が必要だったよなあ。そもそも、何であの場所が河川地域に指定されなかったのかとか、いろいろと経緯を追及する必要がありそう。
 しかし、3の国交省の返事がないってのも、変な話だな。一切、情報を出さないって、なんか後ろ暗いところでもあるのか。それとも、訴訟リスクを嫌っているのか。

「常総市大水害から1ケ月」 積もる行政不信 「問題化されぬ浸水に至った理由」と「公的支援の遅れ」 (吉川彰浩) - 個人 - Yahoo!ニュース

 うーん、こういうのをみると、復旧事務を調整する「日本版FEMA」の必要性は、相当高いように思う。東日本大震災でも、自治体職員が災害対応に忙殺されたりという事例が多いし、そういう人間の融通を調整する機関は必要そうだが。東日本大震災の後で、そういう意見が全然でないのが不思議なほど。
 ここでも、罹災証明書の発行が遅れている。
 あとは、中心市街地の浸水には水門操作に問題があったのではないかという話。

[災害]物資として送られてきた"汚れた衣類"が山積み、処分待ち状態に。送る側の意識が問われる - Togetterまとめ

 もう、ずっと前から問題になっているけど。仕分けのコストがかかって、逆に救援活動の邪魔になると。
 個人単位では、現金が一番役に立つと。