歴史関係Togetterいろいろ

戦争は剰余財の蕩尽で農耕以後を示す?「縄文期暴力死亡率1%台」 - Togetterまとめ

 縄文時代だと、特定の個人への富の蓄積はみられないか。ずいぶん、財の蓄積は可能な社会だと思うけど。半農耕社会だし。
 ガチの戦争をするほど、社会の密度がなかったとは言えそうだが…

日本ではなぜ、ぶたさんが家畜として広まらなかったのか? - Togetterまとめ

 家畜飼うより、田んぼで魚取ったほうが楽だったからとか。あとは、木の実が、人間の食べる分とかち合ったとか。
 日本の地勢だと、わざわざ家畜を飼うより、魚の方が効率がよかったのはありそうだな。
 ハンザ同盟は、南仏から塩を運んできて、バルト海でニシンを塩漬けにして、しこたま儲けたんだよな。
 あと、やはり動物の解体に関する宗教的タブーは大きそうだけど。

[歴史]関ヶ原前の豊臣家奉行衆と大老の話 - Togetterまとめ

 三成以下の豊臣家奉行衆が、自分たちの実力を勘違いしていたと。「公儀」としての豊臣政権は、秀吉晩年に既に崩壊していたと。「天下」のために動いていたのは、家康しかいなかったと。
 家康が、秀吉に信用されていたとか。
 光成準治関ヶ原前夜:西軍大名たちの戦い』が私的利害に拘泥する西軍有力大名の姿を見事に復元していたな。

『豊臣政権は滅びるべくして滅び、家康政権は成立すべくして成立した』 - Togetterまとめ

 上のまとめとほぼ同じ。
 豊臣政権を支える人々が、自分たちの権力の限界を認識していなかったと。

秀吉の中国大返しから始まった行軍速度の話 - Togetterまとめ

 大量の人間を動かすときは、どこに泊まるかとか、食事はどうするかとか、手配することがたくさんあっただろうけど。あと、大人数だと、渋滞しそうなのはたしか。驚異的なスピードだと思う。
 ローマ街道と戦国時代の日本の街道だと、道路の整備レベルが違うしなあ。
 先発部隊と後尾が完全に移動し終わるまでに、どのくらいかかったのか。指揮官は、割りと早く移動できる位置にいただろうし。いろいろと考えるべきことはあるよなあ。戦闘力を保ったまま移動したのか、とにかく急げでついてから再編したのか。つーか、戦国時代の軍隊って、行進できたのだろうか。

豊臣家と狐と陰陽師…そして秀吉と淀君と、秀頼の話 - Togetterまとめ

 へえ。陰陽師狩りなんかやってたんだ。秀頼が実子かどうかの疑いから、そういうことになったと。
 あとは、徳川秀忠の話とか。

「勉強家・文化人」としての徳川家康〜細川幽斎との交遊などを中心に - Togetterまとめ

 だいたい、有力な戦国大名は教養人が多いような気がする。
 細川幽斎と遊びまくっている家康。どちらも、豊臣政権の家政中枢からは、微妙に外されている立場っぽいから、それでつながりができるのかね。
 あまり数寄方面にひねらない性格か。

江戸時代の身分制度とされた「士農工商」は今教科書には載ってない!?「じゃあどんな身分制度があるの?」 - Togetterまとめ

 「士」はともかくとして、「農工商」は区別がつかないからな。「百姓身分」ないしは「平民身分」と理解するしかない。しかも、「武士」と「百姓」も、上級武士ならともかく、だいたいはあまり区別がないし。熊本では、地域の有力者を片っ端から「武士身分」にしているし。

【謎】測量機器?鎌倉時代のiPad?実家にある謎の道具の正体が不明→各方面からの知恵が集まる - Togetterまとめ

 測量か、天文の、観測機器だろうけど。こういうの、専門知識がないと分からないんだよな。

シンガポールと「大東亜戦争」と「昭南島」について - Togetterまとめ

 まあ、日本軍の占領統治は、東南アジア各地の経済的破綻を引き起こしているし、厳しく評価されるのは当然な話。現在、東南アジアの国々が、日本に好感を持っているとしたら、それは、戦後の日本が築き上げてきたものなんだよな。
 シンガポールの記念碑類にしても、戦後の言説によって作られたものとは言えるだろうけど。
 つーか、20世紀にもなってさらし首って…


 大日本帝国が、「植民地解放」という考えは存在しなかった。そこはきちんと憶えておくべきこと。後付の理屈を必要以上に大きく喧伝するのは、やはり考え物。
 こういう歴史修正主義自衛隊も深くかかわっているのが怖いな。10年ほど前と比べると、田母神以降、自衛隊への信頼度はかなり下がっている。
 民意を恐れていたから、弾圧というのは良くあることだし。そういう体制を「独裁」というのでは…


 そもそも、近世の後半には、人口が限界に達して、米の価値は上昇していた。これが、朝鮮米や台湾米の輸入によって、米価が低落。高米価を前提に構築されていた農村に、困窮をもたらしたという流れがあるからな。
 あと、外国に自国農民を入植なんて、そううまく行くものではないという話。意識高い系が、現実を見ず、海外での農業に夢を見る。


 発端の文献のタイトルが紹介されないのがアレ。

満州事変の遠因についての仮説と、満州移民たちの話 - Togetterまとめ

 へえ。昭和14-15年ごろには、華北の日本軍に対する主食の供給が滞っていたと。しかも、増産や鉱工業の発展で、朝鮮半島や本土では離農者が増えて、増産にも限界があった。
 食糧不足によって、体制が動揺していたか。

「アイヌ民族否定論」は東北の時空を無視するもの - Togetterまとめ

現代のアイヌ差別は、周辺(北海道や東北や沖縄、たぶん九州も)の存在を踏みにじり、自分の素朴なファンタジーネトウヨ的な日本観)を押し通して他者を屈服させたいという矮小な権力欲の現れだろうと思った。

 これは全くその通りだと思う。


 間に蝦夷という、政治・文化集団がいたことを忘れ去った議論。そもそも、均質な「日本文化・民族」というものを想定する時点でアレ。

致命的な欠陥が指摘された平勢隆郎(東大教授)の東洋史研究について - Togetterまとめ

 うーん、デタラメなのに、次々と概説を書けるとは。東大恐るべし。
 一方で、そもそも東大のポストを得る元となった研究はどんなで、それがどうしてこうなったか整理しないと。Ciniiで検索すると、元は日本の考古学の出身? 経歴がよく分からないな。何専攻なんだろう。
 つーか、教授が漢文を読めないとか、学科そのものが漢文の素養がないとか、大丈夫か、それ…
 まあ、複数の分野にまたがると批判・検証がやりにくいというのは、どこでもあるような。


 これを読んだだけでは、何が問題なのかわかりにくいのは確か。

最古の「禅譲」思想は、インフルエンザウイルスのような危険な異物だった!?儒教の王位継承を全否定した戦国燕の「賢人王」は、ワーテルローのナポレオンのように滅んだ - Togetterまとめ

 血縁ではなく、有徳の人に引き継いでいく思想が「禅譲」。それをやった戦国時代の燕は、危険思想として周囲の国全部から攻撃を受けたと。
 儒教の「禅譲」は、外部の思想を取り込んだものか。

マハーバーラタ関連覚え書き - Togetterまとめ

 マハーバーラタの邦訳でどんな本が出ているかの紹介がメイン。
 あとは、英語の本やフィクションなど。校訂版の話などなど。

バイキングは角付きヘルメットをかぶっていなかった説が有力に - Togetterまとめ

 そもそも、ヴァイキング時代の冑そのものが、ほとんど見つかっていない。オーセベリ船のタピストリーから、なくはなかったかも。しかし、それほど広く使われたものではないようだ。
 角突きヘルムのヴァイキングというのは、19世紀以降に創造されたイメージと。出土した、それ以前の時代のものから、民族意識の高揚のために形成されたと。


 コメントで、角付ヘルムは出土しているが、ヴァイキングの時代以前の青銅製ものと。

司書の与太から始まる第一次世界大戦におけるオスマン帝国の話 - Togetterまとめ

 メモ。ロシアと英仏間の連絡を断ったという点で、戦略的重要性は大きいようにも思うが。