和ヶ原聡司『はたらく魔王さま! 15』

はたらく魔王さま! (15) (電撃文庫)

はたらく魔王さま! (15) (電撃文庫)

 新刊が出るまで積んであったのだが、思いのほかあっさり読み終わったな。
 年末からお正月にかけて。ライラの「依頼」から、日常が変質していく。居心地のよい空間が、なくなってしまうかも知れないという恐れ。ライラの依頼に応じ、「神」を討つ戦いに入るか、日常を維持するか、みながやきもき。
 最終的に、アラス・ラムスの鶴の一声で、みんなで天界攻撃に行くことに。他のセフィラに会いたいという、無邪気な願いが人を動かすか。


 あとは、天使たちが以前居た世界が、なぜ滅び、エンテ・イスラにいくことになったか。人間が、不老不死の「天使」になったかなども明かされる。
 あとは、魔王の正社員登用研修。