伊藤いづも『まちカドまぞく 01』

まちカドまぞく (1) (まんがタイムKRコミックス)

まちカドまぞく (1) (まんがタイムKRコミックス)

 フレッシュピーチハートシャワー!!
 桃さんの技名が、頭に残る。どんなファンシーでえぐい技なんだろう。


 とつぜん、「闇の血族」の血に目覚めたポンコツ魔族が、肉体系魔法少女にお世話される話。一巻通して、トレーニング手伝ってもらったり、支援物資とか、お世話になりっぱなしなのが。
 シャドウミストレス優子こと吉田優子さんが、普通にいい子ですな。「みんなが仲良くなりますように」で魔力弾(ただし、筋肉注射程度の痛み)を出せるようになるとか、桃の看病やっていて、気がつかないうちに生き血をゲットしていたり。いい子モードの方が成功するのがいいね。
 しかし、夢に侵入できるって、確かに強力な武器のような気がするけど、活かしきれていないのが笑えるな。


 ご先祖が、シャミ子の体で出てきた時が、一番笑った。運動神経・筋力が全然ない上に、魔力弾は魔力不足で自分に戻ってくるという。結局、あっさり降伏。そうやって、負け続けてきたわけね…


 最終的に、封印の一部を解くことに成功。しかし、雑誌で読み始めたのは最近だけど、地味に成長しているのだな。はじまったころのポンコツぶりは。つーか、角の重さでこけまくるって。まあ、重心が変わると、いろいろと大変そうだけど。