博多駅前陥没事故関連

 陥没現場で、NATM工法が適切なものであったのかと言う話から、都市計画や大型地下構造物の計画のブレが、無理な工法を選択する破目になったという流れ。他に方法がなかったと。
 西鉄と福岡市の遺恨とか、博多駅整備時にねじ込まなかったのはなぜかとか。
 ステークホルダーの調整が大変なのは確かだろうけど、そこで中国をうらやむのはどうなんだろう。その効率の悪さが「民主主義」だろうに。まあ、現場の人にとっては、本気で頭痛いだろうけど。
 「政令指定都市には地下鉄があるものだ」という思い込みがあるのではないかという意見もおもしろいな。熊本の場合、それをやると、水源がなくなるということで、地下鉄建設の話題は欠片も出てこないが。

 流動化処理土を流し込んだから、地盤の強度が上がって、今後は心配なくなるような。
 「肌落ち」から、崩落までの時系列の紹介。

 NATM工法が、沖積低地での建設に向かない工法であるのはわかった。
 開削工法は交通量の多い場所で深いので不適。シールド工法は、後から切り開く必要があるので。リスクは変わらないと。でも、結局、これだけの事故起こすと、コストが安いことはあまり意味がないような。

 いい笑顔だw