- 作者: 渡瀬草一郎,岩崎美奈子
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
それに気付いて、11巻が、全然読み進まない…
いよいよ、ラトロア編といった感じか。ラトロア側の主要キャラが描写される。
また、今まで描写が薄かったイリス以下の来訪者のキャラが、掘り下げられる。なんか感じの悪い女というイメージしかなかったイリスが、立派なツンデレさんに変貌しているのが驚き。あとは、平常運転のパンプキンに、人体実験の影響で人格が奪われたカトルの復活の兆しとか。
一方で、ジェラルドやメビウスに反対する側の存在も。ダルグレイ議員やハーミットの兄など、開戦を回避しようとする勢力の存在。
あとは、死の神霊の機能とか。分からないものを、適当にいじっている感がコワい。
一方、フェリオたちは、ジラーハのウィータ神殿でいろいろと。
フェリオが将来の義父に会ったり。神姫のフェリオと強引にくっつけようとする陰謀とか。タートム側との和平交渉。ある種、平穏な日々。
しかし、それも覆る。
ラトロア側の捜査によって、ウィータ神殿の御柱からも、屍の兵の無限増殖と、神姫暗殺のため逃走したリカルドの送り込みが行われる。これによって、ウィータも機能停止。
さらに、ダルグレイ議員が派遣した、ジラーハの要人を招請する使者の到来。
開戦を防ぐ手段を知ったウルクには、スイッチが入ってしまう。ウルク、フェリオ、ムスカ、シア、リセリナ、シルヴァーナ、ハーミットと、主要メンバー勢揃いで、ラトロア行き決定。
クライマックスは、ラトロアで、か。