「エボラ熱 検査体制強化:国立感染研 原因ウイルス輸入へ」『熊日新聞』18/11/16

 エボラ、南米出血熱、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルグウイルスを、検査用に輸入するというお話。国立感染症研究所村山庁舎で、使う。なんか、エボラはコンゴで制圧不能で、人類社会に定着しそうだし、そういう意味では、ウイルスの輸入は必須と言える。検査能力の欠如は、社会全体の危機に直結する。けど、近所の人にとっては、嫌だろうなあ。どんなに安全対策をとっても、絶対というのはないんだし。
 というか、長崎大学の予定施設といい、この村山庁舎といい、割と人家の多いところに建っているという印象。とはいえ、国内外の既設BSL‐4施設の立地状況(PDF)を見ると、欧米の施設も基本的には市街地に立地しているのだな。



 そういえば、このあたり、自治体の境界線もおもしろいな。