なんか、原作を読んでしまうと、ひたすら情報不足のアニメになってしまうなあ。全体の構成をどう考えたのか、現状では知りようがないが、ここまでのところは、もう少しちゃんと説明しないとダメなんじゃないのかねえ、と。
ヴァルドリンドとの決戦に関しては、流れを丁寧に拾っている感じはあるけど。というか、戦の表現の説得力のなさがなあ。
クライシェ家・ヴァルドリンド辺境伯との戦いに。正面から戦っても勝ち目がないので、城にこもっての条件闘争。しかし、またしても勝ちすぎてしまう。セーヴィス王が討たれて、引くに引けなくなったヴァルドリンドの騎士団は、テオの命を要求。全滅を覚悟して篭城するテオたちに、思いもかけない援軍が。これで、当面はアルトゥーク伯の配下として活動するわけか。
そして、だんだんとテオに惹かれていくシルーカさん。
原作もそうなんだけど、テオに命がけでついていくと考える人間が1000人も現れるに至るシークエンスの描写が欠けていて、どうもなあ。
