グランクレスト戦記 (4) 漆黒の公女 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 水野良,深遊
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2015/01/20
- メディア: 文庫
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ダルタニアを寝返らせ、スタルクにもノルドの軍勢を入れて。磐石の態勢でアルトゥークへ侵攻。連合の君主会議の結果から、それを、座視するしかないアルトゥーク伯。ノルド軍の海からの攻撃もあって、アルトゥーク伯ヴィラールは最終的に討取られることに。同時に、ヴァルドリンド軍も、激しい抵抗の前に、大損害を受け、いったん兵を引くことに。
一方で、その間に、テオがブルタヴァ軍を、ラシックがオゼール軍を撃破。逆侵攻で制圧する。そして、独立勢力形成の方向に動き出す。
アニメでは、このあたり、まるっと省略されて、話が見えないけど、マリーネは充分な足場ならしを半年ほどかけて行ったわけね。正直、そのあたりは、ナレーションでも入れるべきだったと思う。
その、半年ほどの時間を利用して、シルーカとテオはイチャコラと恋愛モード。巡察に見せかけた領内デートで、正式に恋人関係に。恋愛モードのシルーカさんは、チョロかわいいな。
最終的な敵は、エーラムの魔法師協会か。そりゃまあ、混沌がなくなったら、完全に無力化されてしまうわけだからな。一方で、聖印教会というのは、どういう思惑の組織なのだろうか。