「音を奏で町の風景になった橋」碑

 五庵橋のたもとに設置されている、橋のテーマを紹介する石碑。街づくりのテーマにサウンドスケープを据えている。それにそって、橋も音楽とかかわりがあるデザインが取り入れられている、と。
 文章が多いので、一部だけ、メモ。





音を奏で町の風景になった橋
 〜豊かな自然に恵まれた音楽のまちづくり〜
 御船町では、昭和61年に「サウンドスケープ・イン・ミフネ(基本構想)」
を策定、音楽と豊かな自然や歴史・伝統を結び付けた「音の風景づくり」に
取り組んできました。橋のデザイン化もそのために行った事業のひとつです。
 昭和50年から始まった御船川の河川改修事業に伴う「御船橋」、「五庵橋」
の架け替え、「メロディー橋(旧今城橋)」の改良、更に昭和63年の大洪水によ
る「目鏡橋」の流出とその復旧など、御船川に架かる橋が相次いで新しくなる
ことになっていました。これらの橋はどれも御船町に住む人々の生活に重要
な役割を果たしており、また街並みを個性的に見せる機能も持っていました。
 そこで、地域の人達や御船を訪れる人が楽しく歩いて渡れ、そして心が和
むように、親柱や高欄のデザイン化や音響装置を取り付けるなど橋のグレー
ドアップを行いました。