鉄山かや『処女ホリック』

処女ホリック (BAVEL COMICS)

処女ホリック (BAVEL COMICS)

 とりあえず、新しく買ったエロ系の本は、これが最後。
 表紙のイラストに惹かれて買ったのだが、ちょっと失敗したかな。一枚絵は、かなり好みなんだけど。どうも、体のプロポーションが気になって。このあたり、普段はあまり気にならないが、この作品に限っては、結構気になる。漫画としてはコマのつながりも、どうにも、リズムが悪く感じるし。あと、全体的に、話の作りが即物的というか…


 最初の二話は、姉弟や兄妹が勢いでセックスになだれ込む話。近親相姦系の話は、性癖にはまらないのでパス。あっけらかんとやってるな感が。


 個人的には、3本目の「コワモテガール」と4本目の「大人のなり方」が好きかな。
 前者は、先生に頼まれて、怖いと評判の灰川さんと教材の片づけをすることに。その途中でエロハプニング発生。実は、灰川さんが感じやすい体質であることが分かって、そのままエロに突入。ラストシーンが滅茶苦茶かわいいのだが。照れ隠しでポカリとか。
 つーか、エロハプニングがなんでだよって感じだな。制服の袖が椅子のキャスターに巻き込むのはあるとしても、なんではだけて、ブラもはずれかけてんだw


 後者は、片思いのバスケ部の部長に「子供っぽい」と言われた女子マネの子が、居眠りしている部長を襲っちゃう話。寝ているのをいいことに、だんだんエスカレートして、自分からモノを入れるところまで。そこで、部長が動き出して、攻守逆転。女子マネさんの乱れ方が良いです。


 あとは、保健室登校の女の子に、男性保健医が誘惑されちゃうお話「保健室の彼女」も、攻守逆転が鮮やかだったな。