大堀ユタカ『花降り宿のやどかり乙女 2』

 本日は皮膚科へ。蕁麻疹の薬が切れたので。しかし、ここのところ、一日一回では蕁麻疹が出るようになって困ったもの。体調が悪いようだ。
 ついでに、肩に発疹が。これ、蕁麻疹とは関係ないのかな…
 待ち時間が長くて、疲れた。


花降り宿のやどかり乙女 (2) (まんがタイムKRコミックス)

花降り宿のやどかり乙女 (2) (まんがタイムKRコミックス)

 残念ながらの2巻乙。お気に入り作品の2巻乙率が、最近、高いような気がする…


 仲居の修行に、九条屋旅館に修行にやってきた六花ちゃんが、同年代の仲間とわいわいと過ごす日々。こうして単行本にまとまると、夏休みの六花の実家帰省から、ラスト近くの思い出話で展開された、親世代の友情エピソードが一つ骨格になっているなあ。雪と六花、同じ意味の名前が、母親二人のやり取りから決まった。というか、雪と六花の父親、月子と蓮子の夫は、全然出てこないなあ。


 夏休みを利用して、六花の実家、民宿ちとせにみんなで行くエピソードが印象的。六花の母親、蓮子さんのいい加減さ。あとは、雪が、六花の「帰る場所」を見て、将来の別れを認識、落ち込むとか。で、食堂荒らしの食欲を発揮できなくなる。サチさんのところは、ギリギリで助かったな。つーか、雪さんの食費、ものすごいことになってそうだなあw


 あとは、いろいろと単発エピソード。柚の休日や雪の妹花ちゃんの日常が楽しそうだなあ。あとは、二本目の、衣替えにかこつけたコスプレ大会とか。くノ一六花ちゃんとか、チャイナ服柚がかわいい。
 あとは、六花ちゃんが、ブリの煮付けを間違えて「社長の煮付け」と言ってしまうところから、あだ名が会長になったりw
 楽しそうでいいなあ。


 とはいえ、2巻でおしまいだったら、もう少し構成の仕方があったようにも思える…