ロード・エルメロイII世の事件簿 1 「case.剥離城アドラ」 (角川文庫)
- 作者: 三田誠,坂本みねぢ,TYPE-MOON
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: 文庫
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なんか、アニメとはずいぶんグレイたんの態度が違う感じだな。あんまり信用していないというか、距離があるというか。三人称だと伏し目がちでおとなしい雰囲気だけど、一人称だと微妙にとげとげしいというか。
なんというか、推理モノとして考えると、犯人が死んでいても普通に魔術装置で人を殺せるし、最後は力づくで、しかも最強戦力がグレイたんというのが、なんともアレな感じだけど。
まあ、一番怪しくなさそうなのが一番怪しかったあたり、伝統に忠実とは言えそうだが。
魔力回路を修復できるという噂の魔術師ゲリュオン・アッシュボーンが突然死去し、その遺産である工房と魔術回路を処理するために、複数の魔術師に招待状が送られる。エルメロイ家にも送られ、エルメロイ家の魔術回路を復元したいロード・エルメロイ2世も、当然参加することに。
魔術回路の復元に興味のある魔術師、一癖も二癖もある連中が集結。遺産を確保するための、謎解きを競う。しかし、その過程で、殺される魔術師が出てきて。
法政科が一番エグいなあw
出だしに冗長感があるかなあ。エンジンがかかるまでに時間がかかった感が。