片瀬茶柴『虚構推理 8』

虚構推理(8) (講談社コミックス月刊マガジン)

虚構推理(8) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 作者:片瀬 茶柴
  • 発売日: 2018/04/17
  • メディア: コミック
 今回の事件は、とある漁村で発生した魚の大量死から始まる事件。それは、孫が観光客の無謀運転で事故死しつつ、収入の低下をおそれて黙らされた善太の祟りではないかとささやかれる。
 事実、その善太が孫を模して作った木人形、「電撃のピノッキオ」が夜な夜な、海中の魚を大量に殺していた。
 困り果てたアヤカシたちは、自ら人形を退治しようとするが、電撃の攻撃を受けて果たせず。琴子に泣きつくことになる。壊すことは簡単だけど、そこにはいろいろな思惑が重なっていて。
 善太が人形に込めた思惑、そして、それに重なる多恵の思い、隕石の力が重なって、思いがけない力を得てしまった。それを推測していくのが見せ場か。


 19話は、帰路での観光時のエピソード。豆腐小僧と出会ったり、琴子の誕生日がうやむやにされたりw
 九郎さん、基本ツンデレだよねw