オリンピックを運ぶ 輸送経済新聞社 1964年製作 企画:日本通運KK
オリンピックのロジスティクス。マリンスポーツや乗馬、自転車などを中心に、けっこう荷物は多い。あとは、施設の設置撤収など。
ふむ、船も車も、いかにもって感じだなあ。コンテナリゼーションの前の港湾の姿。船倉からホールドを伝って持ち上げて、艀に乗せて、地上へ運ぶ。そういえば、現在は競技用のカヌーやヨットって、どう運ぶんだろう。飛行機だったりして。
あとは、運ぶトラックやトレーラーが、ボンネット式なのも時代だなあ。
今でも、輸送は大変そうだ。
競技用自転車は、この時代でも航空輸送か。選手や関係者の手荷物の輸送と配分。
お馬さんは、一部が船で、大半は航空機。今は、だいたい航空機で運ばれるんだろうなあ。というか、船だと、船倉一つをほとんど占領状態になりそう。
連絡用の日通本社のテレタイプ。
マラソンのセーフティコーンの配置、トラックのコーンを下で走っている人が受け取っておいていくのだが、それ自体がマラソン競技状態。あとは、交通標識やロープの設置と撤去。
開会式の鳩一万羽。
報道用の録音・映像フィルムの輸送。この当時だと、物理メディアで飛行機輸送か。今でも、大量のデータをやり取りするときは、HDDのハンドキャリーだったりするようだけど。
そして、終わったら、送ってきた資材を送り返して、仮設の施設を撤収。