- 作者:Quro
- 発売日: 2020/02/27
- メディア: コミック
あおの引っ越し騒動からの同棲、3年生組の卒業、新入生の加入、きら星チャレンジと次々と事件が起る波乱の三巻。巻末には、本作の元となった読み切り作品「織姫ナンバー2」収録。織姫のほうは、だいぶ雰囲気が違うな。
最初は、あおの引っ越し騒動。初詣に行った先で、あおが親の転勤で引っ越すことになると告白。混乱するみらに、一気に場を収めるイノ先輩。イノ先輩、なんか貫禄付いてきたよなあ。
そして、対策会議の場で、みらの姉、みさからの提案で、みさの部屋にあおが住むことを提案。親たちの賛同を経て、同棲することに。両親公認の仲かｗ
で、一つ屋根の下に住み始めたとたん、プライバシーをめぐって衝突することに。一人っ子と姉妹では、距離感が異なるのはあるあるだよなあ。初めての喧嘩が微笑ましい。
続いては、モンロー先輩＆桜先輩の卒業。桜先輩、わかりやすいツンデレでかわいいなあ。感受性が強いから、逆に、刺激に強く反応してしまう感。あとは、モンロー先輩の卒業の段になってからの、部活を楽しめていたかという悩み。
年度が改まって、新入生の募集の時期。桜先輩の妹千景と気象に興味がある七海の2人が入部。千景ちゃんのキャラって、「織姫」の部長さんに近い感じが。作者がこういうキャラ好きなのかな。
七海のほうは、親戚が水害に遭って、その思い出から意識高い系に。とはいえ、地学部の連中とのやり取りから、言動の険が取れていく。ゆるい部活に感化されていく。まあ、災害みたいなのに、「問題意識」なんて言って頑張ると壊れるよねえ。あと、胃袋は正直な娘。
そして、きら星チャレンジ。一年越しの挑戦。しかし、みらが受かって、あおは落ちてしまう。落胆する2人。しかし、あおは一念発起して…
引っ込み思案で、むしろみらに引っ張られるあおが、ここで行動力を発揮するというのがいいなあ。
そして、個性豊かな参加メンバー達と小惑星探索。探索ソフトがあって、それに反応しない小惑星らしきものを見つけるが…
一年で、とりあえず、手が届くかもというところまでやってくるのがクライマックス。
とりあえず、あおちゃん、かわいい。
アニメ版でともりんもいいな、と。
