一巻でこっそり借りて付けてた時計、実は沓子が生まれた記念に買ったものだった。思い出が詰まった時計がなくなって、一生懸命探すお話。時計というものには、なんかいろいろな思いが付きやすいのはなんでなんだろう。
いろいろな思い出がある時計を諦めかけた母親と諦めずに見つけ出した娘の対比というか、子供の成長ぶりがいいなあ。
地域ミニコミ誌の取材から始まって、丁寧に積み上げていった感がある。
序盤の綾子さんの帰省(近所)も印象的。めちゃくちゃ近所。あと、父親のかっこつけぶりが。蓋を開けて内部を見ていたことを見破られたくなくて、母親経由でオーバーホールを頼むとかw
しかし、おまけのプロフィール紹介を見ると綾子さん、22歳なのか。若いな。高校卒業直後あたりに「先生」がふらっとどこか行っちゃったわけか。
あと、グーグルマップを見てると、舞台がほんとそのまんま盛岡なんだな。
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