肥後の里山ギャラリー「熊本大学アートギャラリーサテライト展 Vol.1:熊大アートバンクセレクション作品」

 熊大が持つ芸術作品の有効活用を目指す熊大アートバンクから、所蔵の作品を紹介する展覧会。だいたい、21世紀に入ってからの作品。
 個人的には小材啓治「遺されしかたち」が一番好きかなあ。装飾古墳の人型をメインの題材にした油絵。レリーフ感が。
 好みか好みじゃないかと言えば、あんまり好みではないが、展示室全体を見渡すと松永拓己「かたとき 花と踊る」が目を引きつける。なんだろうなあ。
 あとは、二子石義之「ポール No.17」「骨のむきでた廃船」、田代晃三「ギター」、森田正孝「有明海・夕立」、堤啓一「霧の三池港」あたりが好みかな。


 大学生の作品も10点ほど展示。「煌煌」と「君待ち時フライデイ」が印象に残る。