貴重資料展

 本日は、熊大の学園祭と同時開催されている熊大図書館の貴重資料展と永青文庫セミナーを聞きにお出かけ。昨日に続いてのお出かけだから、体力消耗するかと思っていたのだが、意外と元気。昨日は帰宅時点でヒットポイントがイエローくらいまで下がっていたけど、今日は平常値内に収まっている感じ。荷物の重さが影響してくるのかな。
 昨日は2時間くらいひっくり返って動けなかったけど、今日は普通だな。
 あと、むやみやたらと暑い。午後は半袖でもいいレベル。まあ、午前中はちょっと寒かったけど。まともに動くと汗をかく。


 久しぶりに熊大方面に進出。旧57号線を通るのは、昨年の紫熊祭以来だったりして。熊大には、4月頃、お花見ついでに通り抜けてるけど。


 熊大の学園祭、紫熊祭と同時開催されている、熊本大学附属図書館基調資料展・永青文庫セミナーを主目的にお出かけ。他に恐竜化石コラボ展、熊本総合大学期成会資料展、夢科学探検2023などを見たり。今年はちょっと寄るところが多いので、午前中から行動。おかげで、割と余裕を持って行動できた。とはいえ、あと1時間あったら、もう少し寄りたいところがあったなあ。動き出しが遅すぎた。
 昼食は出店で。探検部の鹿肉とサークル不詳の栗高菜ごはん。まあ、腹八分目というところ。


 予定では、最初に夢科学探検に行くつもりだったけど、なんとなく北に向かってしまったので、最初は「熊本総合大学期成会資料展」から。戦後、新学制のもとで熊本に総合大学を誘致するための運動や実際に設置するための募金活動などの資料を展示。つーか、県じゃまかなえないから、地域ごとに割り当てての募金って、一種の税金だなあ。文部省も金がないって。


 続いては、教育学部美術科の展示を見学。風景画はけっこう好みの作品が。絵はがきを三枚ほど購入。


 その後、化学実験場の「恐竜化石コラボ展」へ。御船町恐竜博物館、御所浦白亜紀資料館、甑ミュージアム準備室のジョイント展示。三者とも、熊大の研究者が発見や研究に関わっていると。
 よく考えると、科学実験場の建物が公開されるのはじめてなんじゃなかろうか。思わず内部をパシャパシャと。
 外観。




 入り口。敷居が石。



 階段教室。



 傷んで交換された部材が展示?



 床に溝が掘ってあるのは、実験用の設備なのだろうか。



 ドラフトチェンバー。有害なガスを室外に排出する設備。当時としては最先端の設備だったそうだ。




 その後、南側の理工学部のキャンパスに移動。夢科学探検2023を見て回る。だいたいは、子供向けの実験体験。時間もないし「あなたの知らない化石の世界」と「建築展2023」を見て離脱。時間があったら「熊助組と防災について考える」も覗きたかったところだが。
 前者は化石がいっぱい見られて眼福。先カンブリア時代の標本も。本物かレプリカか判断就かなかったけど。石川県からでた植物化石がいいなあ。
 後者は、熊本中心部でオリンピック施設を作ったらという模型展示。






 最後に永青文庫セミナーを聞いて、貴重資料展を見て離脱。修復がなった松井家史料のお披露目。熊本藩の家老として授受した文書が展示。天草島原の乱で四郎首を取った陣佐左衛門の報告文原本が白眉。これ、松井家もわざわざとって置いたんだろうなあ。回覧して確認した文書とか、伺いの文書とかが残っていて、藩の文書とは趣が違う。
 その後は、暗くならないうちにと早々に離脱。まあ、4時ともなれば学園祭は終わりごろという感じで。
 白川の堤防の上の道路を走って帰ったけど、小磧橋の側でカワセミが岩の上に止まっているのを見かける。くちばしがデカい特徴的なシルエットに、


 工学部研究資料館。前回見たのはコロナ前の2019年で、その頃は、まだ覆い屋で囲われていたんだよな。いつの間にか修復工事は終わって、面目を一新した姿。








 秋だなあ。