熊本市現代美術館「第35回熊本市民美術展 熊本アートパレード」

 一般からの美術公募展。
 他の展示を見たついでに、さらっとながした感じか。268点もあると、じっくり見るのも大変だし。個人的には立体物のほうが、印象に残る物が多かった感。というか、テーマの「足元の展望台:『近所』から見える世界」というのが、割と難解な気がする。近所と世界をつなげるのが…


 酒井貴輝「超近視」。優秀賞を受けている作品。浮き彫りに金箔を貼った物のようだ。なんか、めちゃくちゃ印象に残る。



 山口紗瑛「誰かの居場所に」。奨励賞受賞作品。パソコンのマザーボードを都市に見立てた作品。なるほど、足元の展望台だ。



 kou「でん[伝]」。これも奨励賞受賞作。市政だよりで市電の模型を作っている。これ、全部市政だよりなのか、芯の部分は別素材を使っているのか。



 Su82「近所から見える地震前の熊本市の史跡と古民家」。歴史的建築物や古民家の模型を配置してる。こういうの好き。あちこちの建物を寄せ集めてできる風景も印象的。




 ながたあさみ「(うろ覚え)通町筋なう2023」。上通の入り口から反対側を見た風景だなあ。パルコがHab@になって、レーモンドの壁画が露わになっているのが2023年だなあ。



 村上敏子「ご近所から世界へ」。TSMCの熊本工場建設中というタイムリーな絵。菊陽町の図書館近くから遠望しただけだけど、こんな感じだったなあ。



 澤村武山「棚田のある里山」。こういう絵好き。



 宮川拓也「夕景」。



 永田忠孝「朝7:40」。これ、何処だろう。託麻三山あたり?



 大勝工炉「(宝石)の展望台、、、。」。蹄鉄?を多用したカワセミ。なんか好き。




 ムーミン珠子「ムーミンの足元の展望台」。焼き物? これも印象的。