肥後の里山ギャラリー「熊本大学アートギャラリーサテライト展 Vol.2:熊大アートバンクセレクション作品」

 熊本大学が所蔵する美術品を有効活用する熊大アートバンクから選ばれた作品を展示するサテライト展の2回目。写真撮っていいということだったので、バシバシと撮影。
 正面に藤田嗣治のデッサンが展示されていた。普段は附属小学校に常設展示してあるそうで。


 堤敬一「霧の三池港 No321」。こういうの好き。



 森田正孝「海床路」。宇土市住吉町の長部田海床路を描いた作品。



 森田正孝「城のある風景」。二の丸公園から本丸方面を望んだ絵。地震前かあ。空の色の塗り込み具合がなんかすごい。




 松永拓己「かたとき 花と踊るⅡ」。なんかよく分からないけど、ビビッドですな。真ん中で馬のような、四足動物のようななにかが跳ねていたり、前景にデカいワラビが生えてたり。



 二子石義之「海の骨」。放置された木造船の骨格部分だけ残った姿を再構成したもの、なのかな。



 東嶋和子「変わりゆく街」。建物部分にいろいろと貼り込んでいるのがおもしろい。





 松田澄夫「無題」。なんだろう、すごく内臓な感じが。



 小林孝夫「海辺で」。砂浜の風景のど真ん中に、質感が違う謎構造物が立っているのが目を引く。針金で縛ってあるようだけど…



 こちらは学生作品。
 印藤汐音「cyan」。絵の具のツヤが。

 梅木久美日「Incorrect」。熊大の科学実験場。

 荒川夢萌音「秋麗」。これは、熊延鉄道関係の遺物だったっけ。

 上田菜央「bouquet」。盛り上げたバラの立体感が印象的。